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生録ノスタルジックネイチャー2015年4月号
月刊 生録 Nostalgic Nature 2015年4月号 2015.4.25発売
 
4月とはいえ、まだ春浅き軽井沢野鳥の森。気温は10℃以下。それでも野鳥たちは恋の季節を前に、縄張り争いやメスの取り合いに夢中。オオアカゲラの空中戦。争いにヒートアップしたのか、僕の耳元をかすめて飛ぶコガラ。静かな沢のせせらぎに心洗われるひととき。

 

出演:オオアカゲラ・シジュウカラ・コガラ・コゲラ・ゴジュウカラ・ミソサザイ・エナガ・トビ・寝ぼけたフクロウ・カラス・森を渡る風・ちいさな沢のせせらぎ・コゲラの羽音・アカゲラの羽音・シジュウカラの羽音・コガラの羽音・ミソサザイの羽音

 

 

 

生録ノスタルジックネイチャー2015年4月号
月刊 生録 Nostalgic Nature 2015年5月号 2015.5.25発売
 

5月の軽井沢の森はなんと饒舌なことでしょう。萌えはじめた新緑。ひと月前の残雪が夢のようです。

オオルリやキビタキなどの人気者たちが高らかにさえずり、水辺では蛙合戦が繰り広げられています。

そして、それを狙う野生動物たち。森のドラマが垣間見えます。

 

出 演:オオルリ・キビタキ・キビタキの歯ぎしり・蝉の鳴きまねをするキビタキ・クロツグミ・アカゲラ・コゲラ・シジュウカラ・センダイムシクイ・ヤブサメ・ ウグイス・トビ・コガラ・ヒヨドリ・ツツドリ・キツネの叫び・フクロウの叫び・フクロウ・アズマヒキガエル・シュレーゲルアオガエル他

 

 

 

 

 

 

 

生録ノスタルジックネイチャー2015年4月号
月刊 生録 Nostalgic Nature 2015年6月号 2015.6.25発売
 

6月の森はエゾハルゼミの大合唱に包まれていました。

降り注ぐ蝉時雨に心地よくなって森で眠ってしまった僕のすぐ脇を通り過ぎたツキノワグマ。空を飛びながら鳴くホトトギス。幻の鳥、アオバトの笛の音。そして何よりも太陽の音を捉えた、大満足のアルバムです。

 

出演:太陽・木洩れ日・影・エゾハルゼミ・アカゲラ・ヤブサメ・シジュウカラ・クロツグミ・ウグイス・キビタキ・ヒガラ・コガラ・ツキノワグマの鼻息と足音・長野県準絶滅危惧種アオバト・ホトトギス・カケス・ミソサザイ・ヒヨドリ・オオスズメバチ・キイロスズメバチ・メマトイ・アブの仲間・風・樹液他

 

 

 

 

 

 

 

 

生録ノスタルジックネイチャー2015年4月号
月刊 生録 Nostalgic Nature 2015年7月号 2015.7.25発売
 

7月になると、エゾハルゼミは姿を消してしまいます。声は全くしません。

かわって、何かのヒナ達が親鳥を追いかけて甘える声がきこえます。

ギンリョウソウの怪しげな姿。どんぐり池から旅だった小さなヤマアカガエル。

森は確実に、次の世代へと命を紡いでいました。

 

出演:アオバト・ヤブキリ(虫)・クロツグミ・キビタキ・アカゲラ・ヤブサメ・

シジュウカラ・ウグイス・ヒガラ・コガラ・コゲラ・キジバト・長野県絶滅危惧Ⅱ類サンショウクイ・ホトトギス・ヒヨドリ・何かのヒナ達・ヒグラシ(蝉)・カラス・どんぐり池の沢他

生録ノスタルジックネイチャー2015年4月号

月刊 生録 Nostalgic Nature 2015年8月号 8.25発売 

夏だというのに、野鳥の森ではそれほど多くの蝉の声がしません。時折きこえるエゾゼミの声。そしてほとんどの野鳥たちは「地鳴き」という鳴き方に変っており声をたよりに探すことが難しくなっています。鳥、いないなあと思っていると、怪しげな風が吹き始め、雷鳴が轟きます。上空を縦横無尽に渡る雷鳴や、森に降る雨音。これぞ3D立体録音!森の中で雷雨に打たれる感覚にとらわれます。

 

出演:エゾゼミ・アオサギ・コガラ・アカゲラ・ヒヨドリ・ウグイス・カラス・クロツグミ・ヤブサメ・ヤブキリ・湧き上がる雲から吹く怪しげな風・轟く雷鳴・森に降る雨・空を渡る雷鳴・突風にあおられる梢・木々の葉から滴り落ちる雫・雨に打たれる地面・雨上がりの森他

 

 

生録ノスタルジックネイチャー2015年4月号

月刊 生録 Nostalgic Nature 2015年9月号 9.25発売 

夜明け前の森は、濃い霧に覆われていました。新月直前の森には霧の雫がおちて来ます。その音はまるで雨のよう。眠りから覚めた鳥たち。カラ類は早速混群で活動開始です。色づき始めた森。

足元にはたくさんのヤマグリ、そしてどんぐり。

森の中でかすかな足音がすると思ったら、ニホンリスが顔を見せてくれました。

ニホンリスは鳥のような声で鳴くのですね。蝉も去りゆく夏を惜しんでいました。

 

出演:アカゲラ・キジバト・サンショウクイ・ヒガラ・コガラ・シジュウカラ・

ゴジュウカラ・エナガ・コゲラ・コゲラの羽音・コゲラが木をつつく音・

ヒヨドリ・カケス・カケスのおしゃべり・カラス・ニホンリス・霧・雫・地震・

ウグイスの地鳴き・ヤブサメの地鳴き・コオロギ・エゾゼミ・ミンミンゼミ他

生録ノスタルジックネイチャー 2015年5月号

月刊 生録 Nostalgic Nature 2015年10月号 10.25発売 

紅葉のピークを迎える直前の森。強い、渦巻く風が吹き荒れていました。もみくちゃにされながらも葉を落とすまいと踏ん張っているかのような木々。僕の周りを忙しく飛び交う野鳥たち。僕はバードサンクチュアリのど真ん中に陣取ってしまったのでした。時折きこえるニホンジカの遠吠え。至近距離で雄叫びをあげるツキノワグマ。イノシシの鼻息。秋の森は野生動物たちが自身の存在をアピールしていました。

 

出演:風、風、風。・イカル・エナガ・カラス・シジュウカラ・コガラ・ヒガラ・アカゲラ(アオゲラ?)・鳴きながら飛ぶコゲラ・カケス・ホオジロ・キビタキ・ざわめく木々・僕の周りを飛び交う野鳥たちの羽音・マミチャジナイ・ニホンジカの遠吠え・ツキノワグマの雄叫び・イノシシの鼻息・オヒキコウモリ(?)他

生録ノスタルジックネイチャー 2015年5月号

月刊 生録 Nostalgic Nature 2015年11月号 11.25発売 

森は初冬のよそおい。紅葉はとっくにピークを過ぎ、ちりちりになった葉が凩に振り落とされます。まるで枯葉のシャワー。なるほど、凩(こがらし)という漢字はこれをあらわしているんだなあと思っていたら、なにやら森の奥から落ち葉をかき分ける音。ははあ、ケモノだなあ、写真を撮ろう、と足音を立てずに近付くと、そこには・・・

 

出演:凩・枯れ葉のシャワー・シジュウカラ・エナガ・カケス・カラス・ノスリ・コガラ・ヒガラ・アカゲラ・コゲラ・枯れ枝・カヤクグリ?・ジョウビタキ(ベニマシコ?)・カワラヒワ・モズ・ニホンジカ・ツキノワグマの爆走音他

生録ノスタルジックネイチャー 2015年5月号

月刊 生録 Nostalgic Nature 2015年12月号 12.20発売 

月刊 生録 Nostalgic Nature 2015年12月号 12.20発売 

月刊 生録 Nostalgic Nature 2015年12月号 12.20発売 

雪化粧の浅間山。森にも所々に雪が。足下はサクサクの霜柱。そんな寒い森ですが、冬鳥たちがにぎやかです。「コーヒー、一杯プリーズ」と、澄み切った声でコーヒーブレイクを要求するイカル。にぎやかに群れで食事をするツグミ。そんなツグミの群れに混ざって、きょろきょろしているシメも確認できました。出演:イカル・ツグミの群れ・ジョウビタキ・シジュウカラ・コゲラ・ヒガラ・コガラ・風に軋む木々の音・踊る枯れ葉・アカゲラ・オオマシコ(?)・シメ(?)・エナガ・他

 

 

生録ノスタルジックネイチャー 2015年5月号

月刊 生録 Nostalgic Nature 2016年1月号 1.25発売 

おだやかな2016年1月1日、雪の無い元日の森。張り出した木の枝に、ところどころ氷をつけたミソサザイの沢のせせらぎ。ジョウビタキの控え目な声。ルリビタキのさえずりと思われる声。僕に何かを話しかけて来たコゲラ。周りを気にせずにぎやかに食べ物を探すツグミたち。突然目の前に姿を見せたベニマシコのメスは、ヨモギの実を食べていました。

 

出演:コゲラ・ヤマガラ・ツグミ・アカゲラ・コガラ・エナガ・ジョウビタキ・シジュウカラ・ヒヨドリ・カラス・ルリビタキ・ベニマシコ?・ゴジュウカラ・ミソサザイの沢音・舞う枯葉・時折吹く風・他

生録ノスタルジックネイチャー 2015年5月号

月刊 生録 Nostalgic Nature 2016年2月号 2.25発売 

数日前に森に降った雪。人の足跡が無い道をラッセル。

息も荒く森の奥に眼をやれば、そこには生き物たちの足跡が。ノウサギ、キツネ、鹿、ヤマドリ、タヌキなど。やがて陽が昇り、木々の枝に積もった雪が溶けだして、森の中が賑やかになります。幻想的な景色がひろがる氷点下の森では、早くも鳥たちの恋のバトルが始まっているようでした。

 

出演:カケス・エナガ・カラス・アオゲラ・アカゲラ・コゲラ・シジュウカラ・コガラ・ツグミ・ルリビタキ・カラス・コガラ・ヤマガラ・ゴジュウカラ・ジョウビタキ・アオゲラ飛翔・雪解けの雫・枝から落ちる氷・他

生録ノスタルジックネイチャー 2015年5月号

月刊 生録 Nostalgic Nature 2016年3月号 3.25発売 

軽井沢野鳥の森では例年3月にヤマアカガエルが産卵します。

彼らの鳴き声がすると森に春がやって来る。その声を求めて僕はほぼ毎日森へ通いました。

そして収録に成功。ヤマアカガエルを狙うノスリやフクロウも確認。

野鳥の森篇のラストを飾る、執念の一枚です。

 

出演:ヤマアカガエル大合唱・シジュウカラ・ヤマガラ・ゴジュウカラ・

コガラ・ヒガラ・コゲラ・コゲラのドラミング・カケス・カラス・エナガ・

雫・氷他

生録ノスタルジックネイチャー 2015年5月号

月刊 生録 Nostalgic Nature 2016年4月号 4.25発売 

今年の春は例年よりも一週間程早くやってきました。千ヶ滝の沢では

ミソサザイが盛んに囀っています。アカゲラも縄張り宣言に忙しい。

その交尾の瞬間も確認しました。春だなあと思っていたら、カモシカ発見。

好奇心旺盛なカモシカはなんと僕の方に・・・

 

出演:千ヶ滝堰堤の小滝・せせらぎ・ミソサザイ・カワガラス・コゲラ・

シジュウカラ・ヒガラ・コガラ・エナガ・キセキレイのペア・アカゲラ・

アカゲラの交尾・アカゲラのドラミング・ヤマガラ・カモシカ(斜面を下る、川に入る、僕に近寄る、川を遡行する)・ヒヨドリ・ノスリ・ウグイス・ハシブトガラス他

 

生録ノスタルジックネイチャー 2015年5月号

月刊 生録 Nostalgic Nature 2016年5月号 5.25発売 

季節がいつもより早く巡っている今年の森。まるで5月と6月が一緒にやってきたようで、大騒ぎです。オオルリに代表される森のスーパースター達の競演。

いきなり始まったイカル達の大合唱。幻のアオバトも今年は目視確認できました。

なんと豊かな森なのでしょう!目を閉じてお聴きください。そして不思議な浮遊

感をお楽しみください。

 

出演:クロツグミ・ヤブサメ・コルリ・オオルリ・飛ぶカルガモ・カラス・

ゴジュウカラ・ウグイス・ヒヨドリ・ノスリ・ツツドリ・キビタキの威嚇音・

アカゲラ・アカゲラのドラミング・センダイムシクイ・ノジコ・カケス・

イカル・イカルの大合唱・シジュウカラ・コガラ・ヒガラ・コゲラ・フクロウ・

アオバト・飛び立つアオバト8羽・サンショウクイ・カモシカ・エゾハルゼミ他

生録ノスタルジックネイチャー 2015年5月号

月刊 生録 Nostalgic Nature 2016年6月号 625発売 

時刻は午前4時前。真っ暗だと言うのに、まだパートナーを探しているのか、鳴きながら飛びまわるホトトギス。そしてヒナを呼んでいるのか、「夜が明けるよ」と言っているのか、こちらも飛びまわりながら鳴くフクロウ。やがて夜明け。澄み切った朝の大気のなかでいちばん早起きだったのはクロツグミでした。

出演:ホトトギス・フクロウ・クロツグミ・キビタキ・オオルリ・ヤブサメ・ホオジロ・ヒヨドリ・ツツドリ・ウグイス・カルガモ・アカゲラ・ノスリ・アブの仲間・ニホンジカ数頭・夜明けの大気他

生録ノスタルジックネイチャー 2015年5月号

月刊 生録 Nostalgic Nature 2016年7月号 7.25発売 

梅雨の雨音と虫の声を録りたいと、草原に向かうと、思いがけずカッコウの声が響いていました。浅間山からはそのやまびこもきこえます。雨の中でずぶ濡れになりながら録音していましたが、間近で聴くカッコウはまるでおじさんのようで思わず笑ってしまったのでした。

出演:カッコウ・やまびこ・カッコウの羽音・ホトトギス・ヒヨドリ・モズ・ウグイス・虫(ナキイナゴ?・ヒメスズ?)・アマガエル・しとしと雨・風にあおられて雨粒を落とす木々・ガビチョウ・ヒグラシ他

 

生録ノスタルジックネイチャー 2015年5月号

月刊 生録 Nostalgic Nature 2016年8月号 8.25発売 

森のエゾツユムシは日没の約一時間後に鳴きはじめました。辺りはすっかり

闇に包まれています。しばらくすると森の奥からバキバキと枝の折れる音が

して、それが近寄ってきます。そして雄叫びのような声。ルルルルルルルと

それに応える不思議な声。僕の左右からきこえます。そうです。

僕はなにかに囲まれてしまったのです。夏の満月の夜は怖いだろうなあと

思っていましたが、まさかこれほどまでとは。。。

 

出演:満月・エゾツユムシなど草むらの虫・バキバキと折られる枝・

なにかの足音・ケモノの叫び(ツキノワグマ?ニホンジカ?カモシカ?

イノシシ?キツネ?)・それに応える叫び・殺気・囲まれた恐怖他

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