生録ノスタルジックネイチャー6月号
- 桐原冬夜
- 2015年6月29日
- 読了時間: 4分
※この日の森のささやきを3D立体録音にてお聴き頂けます。
ご購入は下記ネットショップへお申し込みください。
いずれも桐原冬夜ナレーション有り/無しの2枚組になります。
お問い合わせは、nostalgicnature{☆}kaerublue.comへお問い合わせください。({☆}は@に変更してメッセージをお送りください。)
6月の森はエゾハルゼミの大合唱が雨のように降り注いでいます。こちらは枝の上でひなたぼっこしているコゲラさん。

こちらでは湯上りのコガラさんがブルブルして水をはじき飛ばしています。水しぶきが光ってきれいですね。

植物たちは太陽の光を求めて空へ向かって手を伸ばします。

森の中にはこのような小路があって、歩くだけで心がなごみます。

シジュウカラさんも水浴び中。野鳥たちはみんな綺麗好きですね。

こちらはキビタキさん(♂)。しきりに上を気にしていますが、彼女をめぐって他のオスと揉めているのでしょうか?

君は誰かな。もうすぐ鳴きはじめるのかな。

清々しい木洩れ陽。

おっと、こちらはヤマグワの実です。僕はクワの実が大好物です。でも僕以外の森の生き物の為に2つばかり食べただけであとは残しておきました。甘酸っぱい味でした。

ヤマカガシ登場。何かを食べたんでしょうね。写真はありませんが、おなかがポッコンポッコンと膨らんでいました。。。

羽アリです。羽が取れています。巣から飛び立つために使った羽ですが、新天地に到着してもう用が無くなったんですね。で、あっさり羽を捨てました。

キラキラと光るミソサザイの沢。初夏の日差しが踊るようです。

相変わらず小さな体に似合わない大きな声で囀っているミソサザイさん。まだお相手が見つからないのでしょうか?それとも既に子育てをしていて縄張りを宣言しているのでしょうか?

イトトンボ。ホソミオツネントンボと思われますがどうでしょう。初夏の空を思わせるようなブルーです。

ニホンリスさん登場。あまりにすばしっこいので写真はこれが精一杯です。

・・・でね。なんか予感がしたんですよ。近くになにかケモノがいるっていう。。。そうしたら案の定、間近でバキバキという地面の枯れ枝を踏む音がして。身動きせずに目だけを音の方へ向けてみるとーーー
最初は「犬?シェパードかな?近くの別荘から逃げて来ちゃったのかなー」と思ったのですが、よくよく観察するとどうも違う。首に白い三日月状の輪が有る。。。
うわ!ツキノワグマ!!!!

僕との距離、約15メートルほど!

僕は身動きできませんでした。恐らくツキノワグマは僕の存在に気付いていたのだと思いますが、見て見ぬふりとでも言えばいいでしょうか、通り過ぎて行きました。数分間の出来事でした。その時の僕はとても落ち着いていて写真を撮ったりしましたが、恐怖はクマが見えなくなってからやってきました。もう、心臓がバクバクでしたよ。

シジュウカラさん。

こっこれは!絶滅危惧種サンショウクイさん。初めて会いました。野鳥の森には生息しているんですね。豊かな森なんですね。

何トンボかなー。

ゴジュウカラさん。この写真は頭が上ですが、この鳥は頭を真下に向けて木の幹をまっさかさまに駆け下りることのできる鳥です。日本でそんなことができるのはこのゴジュウカラさんだけです。

カタツムリさん。梅雨といえばカタツムリさんです。

うっすらピンクのハートのようなカエデの種。綺麗です。

お風呂上がりで毛づくろいするヒガラさん。

オトシブミさんの「落ちていない」文。

オトシブミさん。「文」を落とさなかったのはキミかな?

アカゲラさん登場。でっかいです。のっしのっしと幹を移動していきます。

エゾハルゼミの抜け殻。主はいま近くで鳴いている、あの蝉かな。

エゾハルゼミの♂と♀。どっちがどっちだかわかりませんが、横っ跳びでぐるぐるとこの幹を回っていました。

エサをくわえたヤマガラさん。ということは、この近くに巣があって、お腹をすかせたヒナが待っているのでしょうか。初夏のこの時期、森で普通に見られる光景です。

ウスバシロチョウさん。


両翅に丸い目玉のような模様が有るんですが、これで天敵を威嚇するのでしょうかね。

アサギマダラさん。長距離を移動するチョウとして知られています。日本各地で捕獲し、翅にマジックで観測地名を書いて再び放すということをしています。移動ルートやその距離を知るためなんですが、このアサギマダラの翅にはそのような文字はありません。どこから来たのでしょう。

ヒヨドリさん、飛び立つ。羽根の裏側はこんな風になっているんですね。貴重な写真でした。

※この日の森のささやきを3D立体録音にてお聴き頂けます。
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いずれも桐原冬夜ナレーション有り/無しの2枚組になります。
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