生録ノスタルジックネイチャー 2月号
- すなるちゃん
- 2016年2月28日
- 読了時間: 5分
※この日の森のささやきを3D立体録音にてお聴き頂けます。
ご購入は下記ネットショップへお申し込みください。
いずれも桐原冬夜ナレーション有り/無しの2枚組になります。
私達の住んでいる上田市では雪は少し舞っただけでしたが、軽井沢では大雪だったんですね。
何とか野鳥の森に着きましたが、看板も埋もれるような雪が積もっていてびっくりしました。
車を駐車場に入れることが出来ません。
はたして森の中を歩くことは出来るのでしょうか?

樹のてっぺんには霧氷が。

深い雪の中を歩き始めます。
隊長は冬夜さん。

雪の上に落ちているものが目立ちます。

そして、なんとも嬉しい動物の足跡が雪の上のあちこちについていました。
これは2種類の動物の足跡が交差していて、片方はウサギちゃんの足跡だと思うのですが、
なんだかあっちからこっちへ急いでいる姿を想像してしまい微笑んでしまいました。

倒れた樹に積もった雪。

この足跡は誰のかな?森の奥へ続いています。

雪がない時も、こんなふうに動物が通っていたんですね。

この写真、冬夜さんに気に入られて2月号のCDに採用されました。雪の中のノリウツギです。

どこを見ても雪です。

雪の上の足跡。手前はウサギ?と思ったのですが、後ろのくぼみが4つというのは…だ~れ?

冬夜さんがキバシリを発見‼ あわてて撮ったのがこの写真。
もっと撮ろうとしたらすぐに樹の裏側に行ってしまい、一回りしてまたこちらに来てくれないかと粘ったのですが、来てくれませんでした。

これはヤマドリの足跡と思われるのですが、でもキジのものかもしれません。
このあたりで以前、冬夜さんがヤマドリを見かけていて、野鳥の森でまだキジに遭ったことがない私達は、この足跡を見て「ヤマドリ‼」と感激したのです。ここを歩いているヤマドリやキジに遭えたらもっと嬉しかったですね。

こちらは肉球のある足跡。イタチとかテンとか?でも調べると一直線についているのはイヌ科・ネコ科と書いてあって、「え~、イヌ…」なんですか。。。

ドライ「アイス」フラワー。

これはオニドコロという名前の植物のさやでした。

タラノキも雪に埋まっていましたが、すぐそばを誰かが通ったみたい。

そして、前に地面近くにカマキリのたまごを見つけた同じ場所で、高い枝にカマキリがたまごを産んでありました。このカマキリさんは大雪を予測していたのかな。

それにしても沢山降ったのですね。雪・雪・雪…・

これはシカの足跡でしょうか?

2つずつついている足跡、だ~れだ?

これはウサギだと思います。

なんともきれいなくぼみ。

かまくら、見っけ。

フクロウの巣箱。三角お屋根。

樹の根元は温かいのか雪が解けてつららがありました。

どんぐり池が見えてきた。

どんぐり池の周りはいろんな動物の足跡が。水を飲みに来たのでしょうか。

斜面をコロコロと雪の球が転がって来ていました。

こんなにきれいに巻けています。

小川の雪。

鳥の巣にも雪。

三連コロコロ。

ウバユリの実。

遠くにアカゲラ。

雪が作った造形美ですね。

枝の雪が解けてキラキラ輝いていました。

雪はいっぱいあるけど、日差しはもう春のようで、野鳥たちの声も春の声になっていました。
立派なネクタイのシジュウカラの♂。

ゴジュウカラが樹を登っていました。

「ギィー、コンコンコンコン」とコゲラが樹の中の虫を探していました。

シックな背中はシジュウカラ。

アカゲラの背中。

雪の溶けた所でガサガサと音がして、ツグミがくちばしで枯葉をどかして餌を探していました。

そして、誰の声かわからない鳥の声が聞こえて来ました。
そういえば前にこのあたりでお逢いした方がルリビタキの写真を撮ったとおっしゃっていたので、もしかしたらとじっと待っていました。
少しして、とても遠かったのですが何か鳥が飛んで来たので、「やったー‼ルリビタキ。」とシャッター。でも後で拡大してみたらゴジュウカラでした。

飛び立つゴジュウカラも撮れていました。なんだかペンギンみたい。

青くて雲ひとつ無い空。午後からの日差しに枝の雪も氷もがすっかり溶けて。

ほんの一瞬姿を見せてくれたのは、飛んで来たジョウビタキの♂でした。

小瀬林道。

ムササビくん家も三角お屋根。

小川を見ていたら目の前にヒヨドリが飛んできて

何回も水を飲んでいました。のど渇いていたのかな。

なんとこれが「あの場所」です。

何羽か鳥がいるな、と撮ってみたらアオゲラでした。野鳥の森でアカゲラはよく見かけますが、アオゲラを見たのは初めてでした。

夕暮れが近づいてきました。

雪の上に夕焼け色。

今日も浅間山に夕焼けはやって来て

森の中は紅く染まります。

夕暮れのどんぐり池。

おまけは、まるで「ケンケンパー」をしてるようなウサギちゃんの足跡と

ひずめのある足跡。シカ?カモシカ?

雪が沢山積もっている道を歩くのはとても大変でしたが、楽しい発見いっぱいでした。
雪が積もっているからこそ、普段あまり逢えない生き物たちの存在を感じられました。
森に来ることができて本当によかった。
※この日の森のささやきを3D立体録音にてお聴き頂けます。
ご購入は下記ネットショップへお申し込みください。
いずれも桐原冬夜ナレーション有り/無しの2枚組になります。
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